長崎五島列島からの無農薬の野菜をお届けします。

こだわり

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これは年配の方達ほど感じているはずですが、実はそこには現代野菜の 大きな問題点が隠されています。 現代と昔では、野菜の色や形が同じでも、その中身が大きく変わってきて います。

言い換えれば、ビタミンやミネラルなど微量栄養素が極端に少ない栄養不足野菜が氾濫しているのです。

例えば、1日の摂取量のビタミンCをほうれん草だけで摂ろうとすると、50年前は2株で足りたものが、現在は9株も必要であるということになります。これはすなわち現代のほうれん草に含まれるビタミンCが50年前の20%〜25%しかなくなってしまったということを表しています。

外見は同じでも、今の野菜と昔の野菜は別物になってしまったのです。

kodawari_01どうして現代野菜はビタミンやミネ ラル不足の”栄養不足野菜”になってしまったのでしょう?
原因のひとつには、野菜が育つ畑の土壌の変化があります。昔の自然堆肥を使った農法では、微量ミネラルが土に還元され、そこで育つ作物は栄養がバランス良く豊富に含まれていましたが、それが化学肥料や農薬に変わったことにより、微量ミネラルが作物に取り込まれなくなってしまったのです。また、野菜の品種改良などによる副作用も問題です。大量生産や生産効率等の観点からのみ進められた品種改良は、野菜の含有栄養価自体はまったく無視されて行われてきたからです。
野菜の栄養素による健康効果は、きれいな空気と水に恵まれ、有機肥料 (自然堆肥)で理想的な団粒構造が作られた生きた土壌で育てられた野菜だけの能力であり、「栄養不足野菜」に同様の効果を期待することはできません。 野菜たちが、本来それぞれ持っているはずの栄養を含むためには、自然の力で育てられなければならないからです。

ほうれん草100g中のビタミンCの量

●1950年150mg ●1963年100mg●1982年65mg ●1994年8mg

kodawari_02北海道立中央農業試験場が、ほうれん草のビタミンCの含有率を調査し たデーターです。このデータによると現在35歳〜55歳くらいの方が子供の頃に食べていたほうれん草に比べ、現在のほうれん草にはたった10%ほどしかビタミンC が含まれていないことになります。私たちが子供の頃は、ほうれん草が嫌いな子供がほとんどでした。それが現代の子供はほうれん草嫌いな子は少ないそうです。その理由は、ほうれん草に含まれる栄養価が激減したため、味自体が変わってきているのです。

私たちの食生活の問題点は、野菜自体の栄養価が減ってきているのに、毎日食べる量が変わっていないということです。単純に言って、昔と同じ栄養(ビタミン・ミネラル)を摂るには野菜を10倍食べればよいということになります。問題は毎日、今の10倍野菜を食べられるでしようか。多くの人の答えは、「それは無理だ」だと思います。なぜこんなことになってしまったのでしようか。

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それは、

1、農法の違い・・・

有機農法は、土の中に住む菌類・細菌・微生物などの力を利用して野菜を栽培します。土の中の菌類などは、土中の様々なもの(動植物の死骸や糞など)を分解し、植物の成長にとって必要な肥料に変える役割をします。ですから堆肥を使った有機農法では、土中の菌類などが堆肥を分解し、その結果できたミネラル類や微量成分が野菜に吸収されるため、おいしく栄養が豊富な野菜ができあがります。しかし、有機農法は多くの手間、時間がかかります。また、できた野菜も虫が食っていたり、形が曲がっていたりと見かけは良くありません。このように有機農法で作られる野菜は、私たちが日常的に食べている「できるだけ早く、安く、手間が少なく、 見かけの良い野菜」とはまったく正反対のものです。

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2、流通の違い 

野菜栄養価が減っているもう一つの 原因は、産地から消費者に野菜が届くまでの過程、流通にあります。昔は野菜は畑から摂ってすぐに八百屋さ んの店頭に並び、その日のうちに卓に上がりました。現在では、畑から収穫された野菜はトラックに積み込まれ、複雑な流通経路をたどって、まず倉庫に入れられます。時には価格安定のために、長時間倉庫で保管される場合もあります。そうしてやっと店頭に並んだところで、私たちが購入します。そして購入後も冷蔵庫で数日間保管され、やっと食卓に上がります。ビタミン・ミ ネラルには安定性の悪いものが多く、時間の経過や衝撃で急激に失われていきます。 かつて野菜が泥つきのまま売られていた頃には、泥に含まれるミネラル分が乾燥と栄養の劣化を防いでいたのですが、泥を洗い、きれいにして店頭に並べられる今日、野菜から水溶性ビタミン、ミネラルが失われてしまいます。

3、調理によって失われる栄養・・・

kodawari_06水溶性ビタミンである、ビタミンCやビタミンB群などは調理の過程でも失われていきます。例えば、ほうれん草を水に5分間さらすことでビタミンCが20%失われます。その後1分ゆでるとさらに26%失われます。カロチンも加熱により10〜25%失われてしまいます。このように私たちが食べている野菜は本来含まれていたものよりもずいぶんと低い栄養残存率となります。 私どもの農園では一切の妥協を許さず、こだわりを持って野菜作りに徹しております。 よって自社の調査では私どもの野菜は50年前の野菜と栄養価は何一つ 変わらず栄養満点であることもわかっております。体の毒素を浄化するにも栄養の詰まった野菜をとる必要があるわけです こだわりとは、つまり「手間」、生育の関係で多大な手間がかかればそれだけの経費もかかってしまいます。現在の無農薬(有機農産物)市場の価格は、一般野菜市場の4〜5倍です。経済的にもそれをまともにとるの も限度もあります。そこで私ども慶宝農園では一切の妥協を許さない農法の中でも独自のシステムと直販により、一般の野菜市場と同等とはいかずとも2倍以内、もしくは同等に近い価格で販売させて頂くことを実現しました。現代の人間の毒素浄化にも栄養価の高い野菜の摂取か必須とはいえ全てを変えるのも大変です。しかし、せめて半分、三分の一でも変えられたら大きく違うそうです。

手間に心を加えた私どものange1o「アンジェロ」天使の野菜でより多くの方々の健康に少しでも貢献し、お役に立てればと願ってやみません。

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